パソコン性能アップ
2011.10月からぴっとインでお受けした修理・相談事例のブログリンク集です。
知っていると防げるトラブルもあると思いますので、是非参考になさって下さい。
12件
- iMacのSSD化2025/7/31
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- 機種
- iMac(Retina 5K, 27-inch, 2019)
- 状況
- 今回は、現在お使いのハードディスクでは動作が遅いので、内蔵HDDをSSDへ換装したいというご依頼です。
- 修理
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---[ 前 置 き ]-------------------------------
SSDはとても早く一度使えば元には戻れません。
しかし、そのSSDにはクラッシュするとあっという間にデータが消えて、回復するのが難しいというあまり知られていない欠点があります。
その点、ハードディスクは起動ドライブとしてはSSDに比べて遅くはありますが、ハードディスクはデータがいきなり消える事が少なく、異常を発生してからもデータが回復できる場合があるという利点があります。
また、Macの場合はUSBなどの外部ストレージからの起動が簡単なこと。
内蔵されているハードディスクは起動ドライブだと遅いですが、データストレージにするという使い道があります。
以上の事から、今回内蔵ハードディスクはデータドライブとして残して高速な外部SSDにシステムを入れて2ドライブにする事しました。
普通なら、この大きな液晶パネルを外して内部のハードディスクを取り外してそこに新しくSSDを付ける場合が多いですが、何かと作業が非常に多く費用も高額になってしまいます。
そこを2ドライブにすることで、SSDがクラッシュした場合でもも外付けSSDを交換するだけで修復が可能になり比較的簡単にシステムの回復ができるからです。
費用も半分以下に抑えられそうです。
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さて、SSDを起動可能なディスクとしてクローンを行います。
Mac的には、クローンなんて簡単。なはずでしたが...。
OSはOSX15.5 Sequoia (セコイア)となっており、現時点での最新となっています。
今までmacOSでのクローンは色々な方法やってきていますので早速始めてみます。
【方法1】Time Machine(以前のOSでの定番の方法)
まずはApple純正のバックアップソフトである「Time Machine」を使用してみました。
バックアップは完了。
しかし起動ディスクとして認識してくれません。
(失敗...)
【方法2】Macのバックアップソフト定番 CCC (Carbon Copy Cloner)
結構かかりましたが、無事バックアップが無事完了しましたので起動してみます。
起動時にoptionキーを押しっぱなしにし、起動ディスクの選択画面を表示します。
起動時に禁止サインが表示され起動できません。
(これまた失敗...)
【方法3】ディスクユーティリティでの裏技
普通はやりませんがMacの「ディスクユーティリティ」を使用して、別のディスクへの復元が行えるとのことなのでやってみます。
まずは、起動時に「command + R」キーを押し続け、macOS復旧システムを起動します。
メニューからディスクユーティリティを選択。
次にクローン先の外付けSSDを削除し、APFSでフォーマットを実行。
フォーマットが終わったら、ディスクユーティリティでクローン先のSSDを選択し、復元元として、現在使用している内蔵HDDを選択し復元を実行。
復元中にエラーとなってしまいました...。
ディスクユーティリティを確認すると、復元元のディスクにあるDataボリュームがマウントされていません。
もしやと思い、復元元のDataボリュームをマウントしてから再度、復元を実行してみます。
(なかなか苦戦、こちらもそろそろ限界...)
復元成功...??
願いを込めて再起動してみるたところ...。
(赤枠がクローン化した外付けSSDです)
起動成功!!(疲)
今回はなかなか苦戦を強いられましたが、無事クローンしたディスクからmacOSを起動することが出来ました!
動作も、内蔵HDDと比べるとかなりも速くなっていて、目に見えて動作が軽快になりました。
Macの起動ディスクをクローンする場合にはディスクユーティリティを使用するのが良さそうです。
- ノートPCのSSD化2020/12/9
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- 機種
- Dell Inspiron15 3567
- 状況
- ハードディスクをSSDにしてほしい
- 修理
- Dell Inspiron15 3567はハードディスクを取り外すのが少し面倒なタイプです。
大抵は背面から外していきますがこちらのパソコンはまずキーボードから取外してきます。
キーボードの上側のロックにマイナスドライバーなどを差込み、ロックの爪を押し込みながら持ち上げるようにして外します。①
キーボード下の止めネジが見えるので5本全部取ります。②
本体を裏返して裏面のネジをすべて外す(この時DVDドライブの下にも3本小さなネジがあるので忘れずに取ります)
これでボトムケースが外せます。③
元々付いていたハードディスクは1TBのものでしたが、今回はこちらの480GBのSSDに交換しました。④
後はこのパソコンにOSをインストールして完了。⑤
これでハードディスクとは段違いの快適な性能になりました。
因みに元から入っていたハードディスクはまだ使えるので、外付けハードディスクケースに入れてバックアップ等に使えるようにしました。⑥
- MacBookPro 2011の各部をレベルアップ2019/10/24
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- 機種
- MacBookPro 2011
- 状況
- バッテリーの持ちも悪くなり、何より最近動作が不安定ということで新しいMacBookに買い換えるかどうか迷われた様ですが、やはりもう暫く使える様にしてほしいということで松本からご来店頂きました。
- 修理
- バッテリーを新しいものに交換し、ハードディスクはSSDに交換しました。①
USBドライブで起動してタイムマシンのデータで復元し再起動。②③
SSDにしたのでターミナルからトリムコマンドでトリムを有効に。
後は諸設定をして完了しました。④
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